ライティングのコツがわかりやすく学べると評判の『沈黙のWebライティング』。
全630ページという大作ですが、ストーリー形式で読みやすく、数日で読み終えました。
沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—〈SEOのためのライティング教本〉
この記事では、本の後半(第5話以降)から、とくに勉強になったところをご紹介したいと思います。
もちろん、取り上げる内容はこの本から学べることのほんの一部。
この記事を読んで気になったら、ぜひ実際に書籍を読んでみてくださいね!
それではまいります!
ページの目的によって書き方も変わる
良いサイトを作りたいなら、各ページの役割を意識してライティングする必要があるというのは新鮮でした。
各ページの目的は以下3つのいずれか、あるいはその掛け合わせだそうです。
- コンバージョン(成約)
- 啓蒙(知識を与える)
- リンク獲得
とくに「リンク獲得を目的とした記事」は、意識したことがなかったので驚きました。
もちろん、リンク獲得だけを目指した記事というのはあまりないかもしれませんが、SNSでシェアして広めてもらうことを意識した記事も書いていく必要があるのかなと考えさせられましたね。
記事タイトルに重要な3要素
記事のタイトルが重要だということはわかりますが、どう決めていけば良いか難しいですよね。
『沈黙のWebライティング』では、記事タイトルに重要な3要素を以下のように定義していました。
1.ユーティリティ要素を意識する
2.そのページから得られるベネフィット(恩恵)をハッキリ見せる
3.感情フレーズを頭に付ける
「ユーティリティ要素を意識する」というのは、その記事に何が書いてあるかがわかるようにするということですね。
とくに勉強になったのは、「感情フレーズを頭に付ける」ということです。
なんとなく記事の頭にフレーズを付けることはありましたが、読者の共感を誘ったり、シェアしたくなるようなフレーズという意識をしたことはありませんでした。
この本の中では、効果的なタイトルを作るための10パターンのコツも紹介されていました。
整理されていて勉強になるので、おすすめです。
記事の効果を検証し、ブラッシュアップする
お恥ずかしい話ですが、これまで記事の効果を検証したことってほとんどありませんでした。
もちろん、ワードプレスの管理画面やサーチコンソールを眺めて、「この記事が人気なんだな」ぐらいのことは思っていましたが。
『沈黙のWebライティング』によると、各ページの検索流入数、検索順位、ページ滞在時間などを定期的に検証するよう勧められています。
そして、思うような効果が上がっていない記事についてはリライトするようにとのことです。
一度公開した記事をリライトすることによって、検索順位が上がったり、ページ滞在時間が長くなったりすることなど、考えたこともありませんでした^^;
今後は、効果測定やブラッシュアップにも取り組んでいきたいと思います。
SNSで拡散されやすい記事の特徴
多くのPVやファンを獲得するためには、SNSでの拡散が効果的ですよね。
私はあまり拡散を意識して書いたことはないですし、拡散されたこともないですが、今後はそんな記事も書けたらと思いました。
『沈黙のWebライティング』には、拡散されやすい記事内容が18タイプに分けて紹介されています。
それぞれに具体例も載せられているので、参考になりそうです。
もちろん、多くの人に拡散してもらうためには、良い記事タイトルやアイキャッチ画像も重要。
さらに、たとえ話を使った書き方をすると、共感を読んでシェアされやすいそうです。
ただ「嬉しかった」とか「がっかりした」と書くのではなく、みんなが知っているアニメやあるあるエピソードにたとえて、「○○のような嬉しさ」「○○ぐらいがっかりした」などと表現するといいらしいんですね。
あとは、記事の中に読者が上から目線でツッコミを入れられるところを作っておくというのも勉強になりました。
偉そうに書いている記事より、ツッコむ隙きがあるぐらいがちょうどいいんですね。
私もいつかバズる記事が書けるように頑張りたいと思います^^
まとめ
以上、私が『沈黙のWebライティング』を読んで勉強になったポイントでした。
評判のとおり、ストーリーがおもしろくてサクサク読めるうえに、かなり勉強になりましたねー。
ブログをやっている方は、ぜひ読んでみることをおすすめしたいと思います。
ライティングスキル向上のため、ともに頑張りましょう!
沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—〈SEOのためのライティング教本〉