私の家は静岡県の賃貸アパートで、ネット回線はトーカイ・コミュニケーションズの「TNC光」を使っていました。

しかし、2018年11月、とある晩にやってきたと飛び込みの営業さんの勧めに応じ、「ソフトバンク光」に切り替えることに。

いろいろとメリットがあるということで即決したのですが、今になってみると「どうだったのかな??」という気持ちも。

そこでこの記事では、同じように光回線の乗り換えを検討している方のために、注意点をお伝えしたいと思います。

光回線を乗り換えることにした理由

実際うちに来たのは、株式会社レイスペックという代理店の営業の方だったのですが、「TNC光」から「ソフトバンク光」に乗り換えるとメリットが多いと言われました。

回線速度が速くなる

うちのアパートは、「ソフトバンク光」に切り替えた方がネットの速度が早くなると言われました。
仕組みはよくわからないのですが、NTTの新たな設備工事がされ、それに対応する「ソフトバンク光」なら回線速度が速くなるのだそうです。
詳しくないので本当かどうかはよくわかりません^^;

料金の大幅な割引きがある

いま「ソフトバンク光」に乗り換えると、キャンペーンによって大きな割引きが受けられるとのことでした。

具体的には、乗り換えから半年間は通常料金ですが、その後1年間は2,000円引き、さらにその後1年間は1,000円引きになるのだそう。

そうすると、工事代金の月割りを含めても、
【最初の半年間】4,300円→【その後の1年間】2,300円→【さらにその後の1年間】3,300円という月額料金になります。
これなら安いですよね、確かに。

TNC光の解約違約金は全額キャッシュバックしてくれる

回線を乗り換えると、たいていは解約違約金がかかります。
しかし今回の乗り換えにかかる違約金などはすべて、キャッシュバックを受けられるとのことでした。

ここまでくると、もはやメリットしかないように思えますよね。
結果的に私は、その場で契約をかわし、クレジットカード情報などを伝えることにしました。

実際に乗り換えてみて感じた注意点

乗り換え契約後は、ソフトバンクからメールや手紙が送られてきて、工事の日程が決まっていきました。

工事は予定日に順調に終わり、問題なく「ソフトバンク光」への接続が完了。
あとは「TNC光」を解約するだけです。

でもこの一連の手続き、なかなか大変なんですよね。
私が感じた注意点を挙げておきます。

解約までには時間がかかる

私は実際に乗り換え工事が終わってから「TNC光」解約のため電話をしたのですが、これが大変でした。

まず、どうして乗り換えるのかを追求され、なんとか乗り換えないようにとの説得が。
もう工事もしてしまったし、解約することは決めていると強く言うと、ようやく解約手続きに進んでくれました。

しかしこの解約手続き電話ではできないんですね。
解約は書面でしかできないため、書類を自宅に送るとのことでした。
届いた書面に記入して返送し、事務処理に2週間ほどかかってようやく解約となるのだそうです。
それまでの期間は、当然利用料金も発生します。

私の場合はすでに「ソフトバンク光」の工事日以降、ソフトバンクの料金も発生していますから、1か月近くは二重に支払うことになるわけです。
こんなことならもっと早く解約手続きを始めるべきでした。
でも、実際に乗り換えがうまくいってからでないと心配ですしね。
仕方ないと言えば仕方ないのでしょうか。

初期工事代の残債、古い光回線の撤去とその工事代も発生する

私の場合、「TNC光」を契約してまだ2年目だったので、初期の光回線工事代の残債が残っていました。
この残債もソフトバンクがキャッシュバックしてくれるのでいいのですが、数か月後に届く明細をソフトバンクに送るという手間はあります。

また、「ソフトバンク光」に乗り換えるにあたっては、新たに光ケーブルを設置する工事をしたため、家には「TNC光」の回線と合わせて2本のケーブルが設置されていることになります。

この古い回線は、工事に来てもらって撤去しなければなりません。(賃貸アパートなので。)
そしてその工事にも費用が発生します。
これもキャッシュバックしてもらえますが、手続きが必要です。

キャッシュバックは現金書留でもらえるらしいのですが、やはり手続きがいろいろと面倒だという印象ですね。

「TNC光」は、解約しようとすると割引きオファーをもらえる

最後に重要な点を一つ。

「TNC光」は、解約を申し出ると割引きの提案をもらえます。
私が電話したときは、「このまま継続してくれるなら、1年間1,000円引きにできる」と言われました。

もしこれを先に知っていたら、乗り換えなかったかもしれません。

乗り換えた方が得になるのは間違いなさそうですが、これほど大変な手続きをしなければならないのなら、そのままでもよかったかな?と。

なので、もし飛び込みの営業の方が来て乗り換えを勧められたら、その場で契約するのではなく、いったん今の契約会社に電話してみることをおすすめします。

私はもう乗り換えてしまったので、しっかり解約違約金や工事費用のキャッシュバックを受けられるよう手続きを進めていくまでですが、「もしもキャッシュバックがうまくいかなかったらどうしよう?!」という不安も。
とりあえずは営業にきた代理店を信じるしかありません>_<

追記:時間は掛かりましたが、2019年5月、キャッシュバックがすべて完了しました。開通から半年後ではありますが、無事に現金書留が届き、安心しました。また、月額料金も当初の話どおり、開通半年後から2,000円引きがスタートしました。

まとめ

今回は、光回線の乗り換えをたった一晩で決めてしまった私の体験談をお伝えしました。
素人はこれだから困りますよね。
次からは、いろいろなことにもっと慎重でありたいと思います^^;

もちろん、「ソフトバンク光」は問題なく使えていますし、良いサービスだと思いますが^^
光回線の乗り換えを検討中の方は、ぜひ参考にしていただければと思います。