「もしもピアノが弾けたなら。」
誰しもが思ったことがあるのではないでしょうか。
ギターと違ってピアノは教室に通って習う人が圧倒的に多く、独学で弾けるようになる人は少数派でしょう。
たしかにクラシック曲を本格的になどと考えるのであれば、教室で基礎から学ぶのが大切です。
しかし、そこまで本格的でなくてもある程度楽しめれば良い、という方であれば、独学という道も悪くありません。
現にわたくしのすけは、ピアノ教室に通うことなくピアノを弾けるようになりました。
クラシック曲を華麗に弾けるわけではありませんが、その代わり、楽譜がなくても好きな曲を好きなアレンジで弾くことができます。
というわけで、このピアノ講座では以下のような方を対象に、初心者が独学でピアノを弾けるようになるためのコツをお伝えしていけたらと思います。
- キーボードやピアノが家にある
- なるべく独学で弾けるようになりたい
- 楽譜が読めない
- 弾きたい曲のジャンルはポップス、ロック、ジャズなどである
- 目指すプレイスタイルはピアノ・ソロやピアノ弾き語りだ
- 耳コピやアレンジができるようになれたら嬉しい
- 目指すのはプロレベルではなく、趣味として楽しめるレベル
第1回目の今回は、わたくしのすけのピアノ歴やプレイスタイル(=みなさんに教えられる内容)についてお伝えしておきましょう。
初めて弾いたのは幼稚園時代
私は幼稚園の頃に小さなキーボードを買ってもらって以来、毎日のようにキーボードを弾くようになりました。
両親が教えてくれたわけではなく、楽譜を読めたわけでもありませんが、毎日弾くうちにだんだんと弾けるようになっていきました。
小学生の頃には音楽の授業で習った曲を自分なりに弾いてみて、徐々に両手で弾けるようになっていきました。
やはり楽譜を見ることはほとんどなく、自分なりのアレンジで弾いていました。
両親が、少し大きめのキーボードを買ってくれたので、ますます弾くのが楽しくなったのを覚えています。
ピアノ教室で習ってみたが・・・
中学生になる頃には、ギターを始めていたこともあり、コードの概念を理解してピアノに応用するようになっていました。
耳コピ能力やアレンジ能力も徐々に磨かれていき、知っている曲ならどんな曲でもピアノで再現できるようになっていきました。
しかし同時に、クラシック曲にも興味を持ち、「やはりピアノを基礎から学んだ方が良いのでは?」との思いから近くのピアノ教室に通うことにしました。
しかし実際に習ってみると、これまで楽譜に頼らず完全に自己流でやってきた自分にとってピアノレッスンはあまりにも堅苦しい。
1か所でも弾き間違えたら
「はい、最初から。」
音は合っていても弾く指が違っていたら
「はい、最初から。」
楽譜どおりではつまらないのでアレンジしたら
「はい、最初から。」
・・・もういやだ!
というわけで、ピアノ教室は1か月でやめました笑
自己流の道を突き進む
高校生になると、お小遣いをためてヤマハの10万円以上する本格キーボードを買って音楽を楽しみました。
リズムや伴奏の機能を駆使して、ロック、ジャズ、バラードと自由自在です。
人前で披露する機会も増え、大人になった今でもピアノを楽しんでいます。
とはいえ私にも苦手なことがあります。
それは転調。自己流で弾き続けていたため、どんな曲も自分の弾きやすい調に変えて演奏してしまい、他の調で弾くのが苦手になってしまったのです。
(「調」とは何かということは、また改めてお伝えします。)
他の調も練習すれば良いのですが、なにしろ練習が嫌いなもので。
ついつい気持ちよく弾ける調でばかり弾いてしまいます。
そんなわけで、転調に関する技術を教えることはできないので予めご了承ください^^;
(ちなみにキーボードには転調機能があるので、機械の方で転調してしまうという裏技もあります(^m^))
まとめ
以上のように、私はほぼ自己流のみでピアノを弾いてきました。
ですから、ピアノの先生のようにクラシックの基礎を教えられるわけではないのですが、自己流で趣味として楽しむことができるようなアドバイスはできると思います。
趣味でピアノを弾いてみたい方の参考になればと思いますので、ぜひお楽しみに。