「もしも楽器が弾けたなら」
誰しも考えたことがあるのではないでしょうか。
趣味として始めてみようという方も多いと思います。
私は子どものころからギターとピアノを独学でやってきました。
もちろんしっかり習ったわけではないのでプロ並みに弾けるわけではありませんが、趣味として楽しむことは十分にできています。
弾き語りをしたり、アレンジして弾いたり、簡単な曲を耳コピしたりといった具合です。
私は、ギターとピアノはどんな人でもある程度弾けるようになると思っています。
では、これから楽器を始めるならギターとピアノのどちらが良いのでしょうか?!
あくまで趣味として楽しむ程度という条件のもと、それぞれどんな人に向いているのかをまとめてみます。
ギターに向いている人
- ギターの音色が好き
- ギターの方がカッコいいと思う
- 気軽に持ち運んだり、野外で楽しんだりできる楽器が良い
- とにかく弾き語りがしたい
- 押尾コータローのギター・ソロに憧れている
- 音楽をやるならロックだ
ギターという楽器は、持ち運びが楽なのが長所の1つ。自分で楽しむだけでなく、持ち出して友だちと楽しみたいという方はギターがいいでしょう。
また、歌うことが好きでとにかく弾き語りをしたいという方にはギターがうってつけ。楽器の構造上、全体の音階をずらすのが簡単なので、自分の得意な音域に合わせて伴奏を調節することも容易だからです。
もちろんギターは伴奏のためだけにあるのではありません。伴奏とメロディーを一緒に奏でる「ギター・ソロ」もとても心地よい音楽です。
ロックが大好きという方も、ピアノよりはギターが合っていると思いますね。
ピアノに向いている人
- ピアノの音色が好き
- ピアノの方がカッコいいと思う
- クラシックの名曲に挑戦したい
- 電子ピアノ(キーボード)でさまざまな音色を楽しみたい
- 矢野顕子のように弾き語りをしたい
モーツァルトやショパンを弾きたいという方は迷うことなくピアノですね。
一言でピアノと言っても、グランドピアノ・電子ピアノ・キーボードなど、色々な種類があります。キーボードであれば持ち運びも可能です。
電子ピアノやキーボードでは、さまざまな音色を楽しめる機種が出ています。ドラムパートを鳴らしながら左手でベース、右手でピアノの音色を引くというようなこともできるのです。一人でバンドのような音楽を奏でてみたいという方にはたまりません。
鍵盤が半音ずつ、一元的に並んでいるのが特徴のピアノ、音楽の基礎を理解するには最適な楽器でしょう。
そしてメロディーを奏でるのがギターに比べて簡単だと思います。
もちろんピアノはメロディーを弾くためだけにあるのではありません。ピアノで弾き語りをすることだってできますから、歌が好きな方も楽しめますよ。
まとめ
どちらの楽器にも個性や得意分野がありますから、どんな音楽をやりたいかによって選ぶことができますね。
とはいえ、もっとも大きな要素は結局
どちらがより好みに合うか
ということでしょう。憧れている楽器なら、練習も楽しく上達が早いもの。
もちろん、選ぶのが難しければ
両方挑戦してみる
というのも1つの方法です。
どちらが自分に合っているか、やってみて初めて分かるということもあるかも知れないですもんね。
これから、ピアノとギターの初心者向けの記事も投稿していきますので、どうぞお楽しみに。