「あ、ギター持ってるんだ!弾けるんだね!」

「・・・あぁ。それが、全然なんだよね (^^;) 」

よくある会話ですね。

ギターはピアノなどと違って独学で取り組む人が多いため、挫折する人も多いのが実情。
でも、せっかく憧れてギターを手に入れたのであれば、趣味と言える程度にはマスターしたいですよね。

というわけで今回から、ギター初心者が独学でギターを練習するためのコツをお伝えしていきたいと思います。

もちろん、ギターの種類によって得意とする音楽は異なります。
練習内容や取り組む曲も変わってくるでしょう。

それでも、初心者が最初にやるべきことはだいたい同じです。
どんなギターでも音楽的な構造は同じだからです。

このギター講座はあらゆる種類のギター初心者に役立つ内容にしたいと思いますが、もっとも多いであろう以下のような方を想定して書いていきたいと思います。

  • 初めてのギターとしてフォークギター(アコギ)を買った
  • なるべく独学で習得したい
  • 好きなジャンルはポップスやロック。
  • 目指すプレースタイルは「弾き語り」
  • 耳コピやアレンジができるようになれたら嬉しい
  • 伴奏にメロディを交えた「ソロギター」も弾いてみたい
  • 目指すのはプロレベルではなく、趣味として楽しめるレベル

第1回目の今回は、初歩の初歩として必要な情報をお伝えしておきましょう。

1冊は入門書を買っておく

しっかり取り組めば、ほとんどの人が独学でギターを弾けるようになると思います。
とはいえ、なんのヒントもなしにマスターするのは不可能か、かなり遠回りになるでしょう。

そこでネットや You Tube でギター講座を探したりします。
確かに役立つものも多いですが、1冊は入門書を買っておくのが良いと思います。

入門書の内容は、

  • ギターの種類
  • 各パーツの名称
  • ギターの構え方
  • 弦の交換方法
  • チューニングの仕方
  • 楽譜の読み方
  • 初歩的な演奏技術

・・・などなど、必要な情報がぎっしり。初心者用にアレンジした有名曲が数曲載せられているものも多いですね。

そんな教本を1冊持っていることで、しっかりと基礎を身につけることができます。
ネット上で基礎的な情報をその都度探すのは大変なので、いつでも参照できる入門書があるのはとても心強いのです。

たとえばこんな本ですね。

 

楽器屋さんや本屋さんに行けば多くの種類が売られているので、良さそうだと思ったものを買ってみてください。
だいたいどれでも書いてあることに変わりはないと思います。

私の記事も、入門書の内容を補足する形で役立てていただければ幸いです。

チューニングだけはこまめに

ギターを初めて買ったという方は、すでに弦が張られた状態だと思います。
すぐに音を出すことができますが、チューニングだけは正確におこなうようにしましょう。
チューニングの仕方は教本を参考にしてください。

音感の良い人は、音叉やピアノで基準となる音を出して、その音に合うようにチューニングすることができるかも知れません。

しかし音の微妙な違いを聞き分けるのはなかなか難しく、チューナーを使った方が早くて簡単でしょう。
ギターのヘッドに挟んで使うクリップ式が便利ですよ。
たとえばこんなもの。

ちなみにギターは一度チューニングしても、しばらくするとまた音がずれてきます。
練習するたびにチューニングするクセを付けましょう。

チューニングをしていないと、せっかく弾いても気持ち悪い音になり、

家族や近所から苦情が殺到

なんてことも?!(^m^)

ギター入門、次回は「初心者がまず最初に練習するべきこと」というテーマでお送りします。