お運びをいただきましてありがとうございます。

今日は落語関連書籍のご紹介です。

今日ご紹介するのは、熱狂的なファンを持つ故・立川談志家元についてよく知ることができ、小説としても読み応えのある、こちらの本です!

 

この本は立川談春師匠が自伝的エッセイとして執筆されたものですが、談春師匠については知ることができるのはもちろん、談志家元立川流、ひいては現在の落語界についても理解できる貴重な資料となっています。

ストーリーとしては、談春師匠の少年時代から始まり、談志師匠への入門、二ツ目昇進トライアルと続き、真打昇進に至るまでの苦闘を描いています。

まず読み始めて驚くのは、じつは談春師匠が元々なりたいと思っていたのは

競艇選手

ということでしょう。そこからどんな経緯で談志師匠に入門することになるのか、必読です。

また、年上の弟弟子となる志らく師匠とのエピソードは大変に興味深く、ぐっとくるものがあります。

志らく師匠は落語を覚えるのが早く、談志師匠も可愛がっていたようで、談春師匠はひどく嫉妬したようです。

そしてその気持ちを、落語のマクラに出てくる歌で表わし、

焼きもちは遠火に焼けよ
焼く人の胸も焦がさず味わいもよし

などとしてあるところは、とてもしみじみとしていいですな。

真打昇進をめぐる志らく師匠とのエピソードはこれまた必読です。

談春師匠の真打昇進の際には、「真打昇進トライアル」なるものを自ら企画して談志師匠に見てもらったわけですが、これまたすごいです。

談志師匠をして

「ここまでされたら昇進させないわけにはいかない」

と言わしめたサプライズ企画とは?こちらももちろん、必読です。

そして最後の部分では、談志師匠と先代小さん師匠との関係がよく分かるエピソードも書かれています。

談志師匠が協会を脱退し、小さんの元を破門されて・・・

色々あったわけですから表立っては言えなかったことも多いでしょう。

でも実際胸の内ではどう思っていたのか、そんなことがわかるエピソードで必読です。

こうしてみてくると、この「赤めだか」

どこを取っても必読です。

ぜひ読んでみてくださいね。

 

ちなみにこの「赤めだか」、2015年に特別ドラマ化されてテレビで放送されました。

談春師匠役を嵐の二宮和也さん、談志師匠役をビートたけしさんが演じるなど、豪華キャストで作られたこのドラマ、

私じつは観れてません。

どうしても見たい!再放送はないのか!と思っていると、
再放送、ありました!

しかし!

それを知ったのは再放送が終わってから。

悔しいです(>_<)

なんとかドラマ版「赤めだか」を見られる方法はないのでしょうか。

できれば無料で。

とりあえず、また再放送してくれることを願ってやみません。

それでは今日はこのへんで。

またのお越しをお待ちしております。

 

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